こんばんは、本橋です。
お坊さんが教える「悟り」入門 長谷川俊道著
最近は、以前に比べて「禅の教え」系の本が増えています。
それだけ世の中が混沌としている、心のよりどころを求めているんでしょう。
ぼくも今まで何冊か読んできました。
どの本もためになります。
生きるヒント、毎日の生活に心がけたいことが書いてます。
例えば、
・ありがとうを言う
・いただきますの意味
・人と比べない
・ゆっくり呼吸をする
などです。
この本も、中盤まではそんな内容です。
禅の教えなどの本を読んだことがない人にとっては、目からウロコ!
とってもためになる内容。
一方、これ系の本を読んだことある人にとって、新しい発見はあまりありません。
この本は、他ではあまり書いていない部分を掘り下げている箇所があり、おもしろかったです!
それは
「死」について
「お寺」との付き合い方
についてです。
「死」について
小学生のころに同級生が病気で亡くなりました。
じーちゃんが去年亡くなったこともあって 、最近「死」について考えることがあるのです。
六道輪廻(ロクドウリンネ)
年末から正月にかけて、マンガ「NARUTO」を全巻読みました。
この言葉が出てきたので、気になるワードでした。
思えばNARUTOは、チャクラを練ったりや自然エネルギーなど、スピリチュアルな部分も多いマンガですね。
そういう視点でもう1度読んでもおもしろそうです。
ぼくもいろんな道にそれますが、願わくば天道を歩いていきたいです。
人は死んだらどこに行くのか?
霊魂はあるのか、ないのか?
という記述も興味深かったです。
そんな中で、印象に残る一文。
う〜ん、いい言葉だな〜。
「お寺」との付き合い方
そもそもお寺業界が、どのような仕組みか知らないので、それだけでも勉強になりました。
仏教にまつわる数字の話もためになりました。
数字にも意味がある。
七五三も、それぞれ子どもにとって厄年を示すもので、数字をそれぞれ足すと15になります。
読む人、その時に心情によって、心に残る部分は変化する
そんな1冊です。
読み終えると、お寺に行ってみたくなります。
お坊さんが教える「悟り」入門 長谷川俊道著
最近は、以前に比べて「禅の教え」系の本が増えています。
それだけ世の中が混沌としている、心のよりどころを求めているんでしょう。
ぼくも今まで何冊か読んできました。
どの本もためになります。
生きるヒント、毎日の生活に心がけたいことが書いてます。
例えば、
・ありがとうを言う
・いただきますの意味
・人と比べない
・ゆっくり呼吸をする
などです。
この本も、中盤まではそんな内容です。
禅の教えなどの本を読んだことがない人にとっては、目からウロコ!
とってもためになる内容。
一方、これ系の本を読んだことある人にとって、新しい発見はあまりありません。
この本は、他ではあまり書いていない部分を掘り下げている箇所があり、おもしろかったです!
それは
「死」について
「お寺」との付き合い方
についてです。
「死」について
小学生のころに同級生が病気で亡くなりました。
じーちゃんが去年亡くなったこともあって 、最近「死」について考えることがあるのです。
六道輪廻(ロクドウリンネ)
年末から正月にかけて、マンガ「NARUTO」を全巻読みました。
この言葉が出てきたので、気になるワードでした。
思えばNARUTOは、チャクラを練ったりや自然エネルギーなど、スピリチュアルな部分も多いマンガですね。
そういう視点でもう1度読んでもおもしろそうです。
仏教では、人はこの世での生き方により「6つの世界」で生まれ変わりを繰り返すとしています。
これを「六道輪廻」といいます。
6つの世界というと死後の世界をイメージされる方が多いようですが、「六道輪廻」は現世に生きる、あなたの心にある世界です。
「六道」とは、
1、天道、、、天人の住むような世界
2、人間道、、、人間の世界
3、修羅道、、、闘争的な世界。奈良の興福寺に有名な「阿修羅」像があります
4、畜生道、、、人間以外の生物の世界
5、餓鬼道、、、人のものを欲しがる世界
6、地獄道、、、犯罪を犯した者の世界。
人の心はこの「六道」を行き来します。
こうした迷いから逃れるために、仏教徒は座禅を組み、修行するのです。
ぼくもいろんな道にそれますが、願わくば天道を歩いていきたいです。
人は死んだらどこに行くのか?
霊魂はあるのか、ないのか?
という記述も興味深かったです。
そんな中で、印象に残る一文。
「人は死んだら、生前愛した人や、大切にしたものの中へ『霊魂』となってス〜ッと入っていく。だから、そういう人やものがないと入れるところがなくて寂しいぞぉ。」
う〜ん、いい言葉だな〜。
「お寺」との付き合い方
そもそもお寺業界が、どのような仕組みか知らないので、それだけでも勉強になりました。
仏教にまつわる数字の話もためになりました。
数字にも意味がある。
1(ひ)→ 火
2(ふ)→ 風
3(み)→ 水
4(よ)→ 世
5(いつ)→ 時
6(む)→ 結ぶ→成就→安らぎ→死
7(なな)→ 明→始まり
8(や)→末→末広がり、交わらない、幸せ「地」
9(く)→究→究極「天」
6は「死」を意味する数字。
女性の厄年である33歳も、3+3=6
男性の厄年である42歳も、4+2=6
元服の年齢である15歳も、1+5=6
還暦の年齢である60歳も、6+0=6
七五三も、それぞれ子どもにとって厄年を示すもので、数字をそれぞれ足すと15になります。
読む人、その時に心情によって、心に残る部分は変化する
そんな1冊です。
読み終えると、お寺に行ってみたくなります。