昨日ギタリストのKAWAKAMIさんと演奏が終わっていろいろ話をしました。


そんな中で、空間を響かせるということが話にあがりました。



1、ボイスヒーリングでの2つの響き


例えばボイスヒーリングでは、響きという意味では2つ意識します。


1つは自分の背骨を振動させるイメージ。

もう1つは、その場にいる空間自体を響かせるイメージ。



背骨を振動させることについては、音楽をしていた人ならわりとすぐできると思います。



2、空間を響かせること


ボイスヒーリングのもう1つ、空間を響かせること。
これは最初、けっこうむずかしいです。


ぼくもまだまだ不安定です。


アプローチの方法はたくさんあって、最終的にはそれをぜんぶ同時に行います。




ここで1つだけわかりやすく書くと、演奏する場所を、自分を中心として大きな風船で包み込むようなイメージ。


キラキラとした風船で。



ぼくも昨日は、これを意識してずっと歌っていました。


不思議とこれをすると空間が響くんですね。


ギターの場合は、ギターの右手を中心として、大きな風船で包み込むイメージ。 


まだぼくも瞬時にはできなかったり、風船が解けてしまうときもあります。
なので、再度整えたりしながら演奏してました。


3、他のアプローチ



KAWAKAMIさんもアプローチは違えど、空間を響かせるということは意識しているそうです。


実際、ライブをみていると、曲を弾き始める前、曲の途中で、なにかを「整えている」な〜と思う場面がありました。


なにをしているか聞いてみて、とても共感しました。


今まで会ったシンガーさんの中にも、

その場所を全部包み込むように

自分の色(空気)に染める


と言った表現をする人もいました。



4、深みのある音


KAWAKAMIさんが、


「ミュージシャンはアプローチは違うけど、みんな空間を響かせようとしてるんですね! 」


と言っていた言葉に深く納得しました。


ぼくももちろんボイスヒーリング行く前から、ギターの響き方っていうのは、いろいろと試行錯誤に、試行錯誤を重ね続けてたな〜って思います。


これからも、たぶんずっと試行錯誤し続けるんだろうな、、、

 
もちろん技術的なこと、例えば


・ピックのあてる角度
・ピックをあてる強さ
・ピックで弾くのか、指で弾くのか、指ではじくのか


などによっても音は変わります。



が!


深みのある音という意味では、空間を意識することは大事なことの1つですね。