こんばんは。本橋へいすけです。
数日前から、福岡は約40年ぶりの大寒波。
外は、雪国のような景色におおわれております。
それは、突然やってきた。
今日の19時22分、糸島市からメールを確認する。
(糸島市のメルマガに登録していると、災害情報や、ちかんでました!などが届きます)
その時は、糸島市と福岡市の境目近く、波多江にいた。
今から、電車で帰っても、20時過ぎや〜〜ん!
ごはんは、昨日の残りのなべがあるから、大丈夫。
う〜ん、でもお風呂は絶対入りたいなぁ〜
あ!きららの湯がある。(うちから徒歩3分の温泉)
でも、断水だから、やってないかなぁ、、、
よしっ、電話してみよっ!
トゥルルル〜
「はい、きららの湯です。」
ぼく「あの、20時から断水って聞いたんですけど、そちらってやってますか?」
「いえ、うちは温泉なんで、断水しても、お湯は湧いてますから〜!」
ぼく「あ、そうなんですね!ありがとうございます!!」
いや〜、きららの湯ステキっ!!かっこよすぎるぅ〜〜!
と、ひと安心して、帰宅することに。
とは言え、断水。
だんだんと、下がるテンション。
トイレどうしたらいいんやろ〜とか。
まぁ、しょ〜がないし、そのときはそのときでい〜や。
20時過ぎ、帰宅。
蛇口をひねる。
ジャーーーー
あ、出るっ!
しかも、けっこう勢いよく、、、(笑)
よかったぁ〜と、胸をなで下ろした。
安心したので、お米をといで、土鍋に入れて火をかける。
20分弱で、お鍋から出る湯気が少し焦げ臭くなった時点で、火を止める。
このタイミングが大事だ。
早すぎると、お米がべちょっとなってしまうし、遅すぎると、
おこげが勢力を増しすぎてしまう。
土鍋で、ご飯を炊くというのは、毎回が真剣勝負!
水の量、火の強さの微妙な違いによって、変わるできばえ。
湯気から出る香りの、微妙な変化を感じ取って、火を消す。
そんな、やり取りも好きだったりする。
なにより、出来上がりの、ごはんのうまさ。
もう、炊飯器には戻れない、、、
あとは、蒸らしの20分で完成だ。
時刻は20時42分。
この蒸らしの間に、きららの湯だ。
スケジューリングは、ばっちり。
予定通りだ。
ふだんと何一つ変わらない日常。
、、、のはずだった。
きららの湯に着いたぼくに待っていたのは、非常な宣告であった。
そこには、1枚の張り紙が。
「本日、雪のため、21時閉店。」
時刻20時52分。
さよなら、きららの湯。
君はぼくになにも告げず、先にいってしまったんだね。
ぼくは悲しみのあまり、しばらく、その場を動くことができなかった。
その横を、湯上がりの家族が、何組も通り過ぎた。
凍える夜に、体を芯から暖まったであろう、その顔はとても晴れやかで、
ぼくの悲しみがいっそう増すように感じた。
21時02分。
失意のまま帰宅。
鍋に火をかけてあっためて、ごはんをよそって食べる。
おこげはうっすら、お米はやや固めに仕上がった。
今日の出来は70点と言ったところか、、、
鍋は味も染みて、しょうがも効いて、こんな寒い日にはピッタリだ。
5分くらいで、ぺろりと食べてしまった。
2階の、音楽部屋でギターを手に取った。
こんな夜はブルースだな、、、
と、マイナーブルースを弾きだす。
キーはBマイナー。
そう、BBキングの名曲、The Thrill is goneの進行。
数日前から、福岡は約40年ぶりの大寒波。
外は、雪国のような景色におおわれております。
それは、突然やってきた。
今日の19時22分、糸島市からメールを確認する。
(糸島市のメルマガに登録していると、災害情報や、ちかんでました!などが届きます)
糸島市役所水道課からお知らせします。
本日、夜8時から、深江校区、福吉校区で、寒波の影響により断水となります。
各ご家庭におかれましては、断水までに、水の汲み置きをお願いします。
明日、6時に復旧予定です。
それまでの間は、水の使用は控えてください。
また、お近くで、漏水を発見された場合は、
糸島市水道課(332-2082)まで
ご連絡ください。
その時は、糸島市と福岡市の境目近く、波多江にいた。
今から、電車で帰っても、20時過ぎや〜〜ん!
ごはんは、昨日の残りのなべがあるから、大丈夫。
う〜ん、でもお風呂は絶対入りたいなぁ〜
あ!きららの湯がある。(うちから徒歩3分の温泉)
でも、断水だから、やってないかなぁ、、、
よしっ、電話してみよっ!
トゥルルル〜
「はい、きららの湯です。」
ぼく「あの、20時から断水って聞いたんですけど、そちらってやってますか?」
「いえ、うちは温泉なんで、断水しても、お湯は湧いてますから〜!」
ぼく「あ、そうなんですね!ありがとうございます!!」
いや〜、きららの湯ステキっ!!かっこよすぎるぅ〜〜!
と、ひと安心して、帰宅することに。
とは言え、断水。
だんだんと、下がるテンション。
トイレどうしたらいいんやろ〜とか。
まぁ、しょ〜がないし、そのときはそのときでい〜や。
20時過ぎ、帰宅。
蛇口をひねる。
ジャーーーー
あ、出るっ!
しかも、けっこう勢いよく、、、(笑)
よかったぁ〜と、胸をなで下ろした。
安心したので、お米をといで、土鍋に入れて火をかける。
20分弱で、お鍋から出る湯気が少し焦げ臭くなった時点で、火を止める。
このタイミングが大事だ。
早すぎると、お米がべちょっとなってしまうし、遅すぎると、
おこげが勢力を増しすぎてしまう。
土鍋で、ご飯を炊くというのは、毎回が真剣勝負!
水の量、火の強さの微妙な違いによって、変わるできばえ。
湯気から出る香りの、微妙な変化を感じ取って、火を消す。
そんな、やり取りも好きだったりする。
なにより、出来上がりの、ごはんのうまさ。
もう、炊飯器には戻れない、、、
あとは、蒸らしの20分で完成だ。
時刻は20時42分。
この蒸らしの間に、きららの湯だ。
スケジューリングは、ばっちり。
予定通りだ。
ふだんと何一つ変わらない日常。
、、、のはずだった。
きららの湯に着いたぼくに待っていたのは、非常な宣告であった。
そこには、1枚の張り紙が。
「本日、雪のため、21時閉店。」
時刻20時52分。
さよなら、きららの湯。
君はぼくになにも告げず、先にいってしまったんだね。
ぼくは悲しみのあまり、しばらく、その場を動くことができなかった。
その横を、湯上がりの家族が、何組も通り過ぎた。
凍える夜に、体を芯から暖まったであろう、その顔はとても晴れやかで、
ぼくの悲しみがいっそう増すように感じた。
21時02分。
失意のまま帰宅。
鍋に火をかけてあっためて、ごはんをよそって食べる。
おこげはうっすら、お米はやや固めに仕上がった。
今日の出来は70点と言ったところか、、、
鍋は味も染みて、しょうがも効いて、こんな寒い日にはピッタリだ。
5分くらいで、ぺろりと食べてしまった。
2階の、音楽部屋でギターを手に取った。
こんな夜はブルースだな、、、
と、マイナーブルースを弾きだす。
キーはBマイナー。